「お墓を購入しようと思ったけど、霊園の種類が多すぎてどの霊園にすればいいか分からない…」
おそらく、多くの方が同じように悩んでいることでしょう。
「お墓を建てる・墓地を購入する」というのは、人生に一度あるかないかという一大イベントなので当然ですよね。
一大イベントだからこそ、失敗はしたくない。
だけど初めてのことだから、何に重点を置いて霊園を選べばいいか分からない。
そのようにお悩みの方に向け、この記事では「民営霊園のメリット・デメリット」を分かりやすく解説します。
最後に「民営霊園はこんな人におすすめ」というポイントもまとめているので、いくつ当てはまるか、ぜひ確認してください。
- 民営霊園のメリット・デメリット
- 民営霊園の費用相場
- 民営霊園がおすすめな人とは
- お墓選びで迷ったときのおすすめの方法
- 年間10,000件以上の葬送サービスのご相談を対応
- 年間2,000件以上の「墓じまい」のご相談を対応
- 年間300件以上の「墓じまい」を施行
民営霊園とは

民営霊園とは、宗教法人や一般社団法人が経営主体の霊園です。
実は、民間企業は霊園を経営することはできません。
「霊園は公共性の高い施設である」というのが、その理由です。
とはいえ、利益が出なくては霊園の経営を維持できません。
そのため、経営主体である宗教法人や一般社団法人といった非営利組織は、業務委託という形で民間企業とタッグを組みます。
経営は非営利組織、運営は民間企業という構図になるわけです。
民間企業が運営することで、質の高いサービスや施設を提供することができ、利用者にとってのメリットとなります。
一方で、公営霊園と比べ費用が高めに設定されているというデメリットもあります。
民営霊園の5つのメリット

民営霊園には、以下の5つのメリットがあります。
- いつでも購入が可能
- 設備やサービスが充実
- 墓所タイプが豊富
- 宗教が自由
- 墓石のデザインが自由
それぞれのメリットについて、下記に詳しく解説します。
いつでも購入が可能
民営霊園は公営霊園と異なり、いつでも購入ができるというメリットがあります。
公営霊園は申込期間が定められていたり、抽選制の場合もあります。
当然、抽選に外れるとお墓を建てることができません。
対して、民営霊園は空いている墓所であればいつでも購入が可能です。
編集長 こまど突然の不幸で、急ぎお墓を建てないといけない場合などは民営霊園がおすすめです。
設備やサービスが充実
民営霊園は、他の墓地と比べ、休憩所や法要施設が設けられているなど、設備やサービス面が非常に充実しています。
他にも、水汲み場やトイレが清潔に保たれているということも大きなメリットです。
また、霊園によっては線香・生花の販売や、車イスの貸し出しサービスがあったり、大規模な民営霊園では最寄駅から無料送迎バスが出ていることもあります。
また、公営霊園・寺墓地・共同墓地と比べ、バリアフリーが充実しているところが多いのも民営霊園の特徴です。
墓所タイプが豊富
民営霊園では、伝統的な和式墓だけでなく、洋墓向けの墓所や芝生墓所・レンガ墓所など、豊富な墓所が用意されています。
また、墓所の区画サイズも様々用意されているため、好みや予算に応じて墓所を自由に選べるのも大きなメリットです。
民営霊園の中にはペットと一緒に納骨できる墓所があるなど、ユーザー目線に立ったユニークなサービスを提供しているのも嬉しいポイントです。
宗教が自由
民営霊園では、仏教・キリスト教・神道・無宗教など、利用者の宗教を問いません。
あなたがどのような宗教を信仰していても、墓地を購入することができます。
墓石のデザインが自由
公営霊園などと比べ、墓石のデザインを自由に決められるというのは民営霊園の大きなメリットです。
例えば、「故人に縁のあるスポーツを表す形の墓石」や、「楽器の墓石」など、故人を象徴するデザインのお墓を建てたい場合は民営霊園がおすすめです。
民営霊園の3つのデメリット


民営霊園のデメリットといえば、下記の3点でしょう。
- 公営霊園に比べて費用が高い
- 指定石材店がある
- 霊園が倒産する危険性がある
それぞれのデメリットについて、下記に詳しく解説します。
公営霊園に比べて費用が高い
民営霊園のデメリット1つは、公営霊園に比べて費用が高いという点です。
施設やサービスが充実している分、どうしても費用は割高になってしまいます。
しかし、それだけの恩恵は受けられることは間違いありません。
指定石材店がある
民営霊園の大きな特徴として、「指定石材店制度」があります。
これは、「お墓を建てる・修理をする・墓じまいをする」のいずれであっても、霊園が指定する石材店に工事を依頼しなくてはいけないという制度です。
この制度があることで、「相見積りを取って安い業者を探すことができない」というデメリットがあ生まれます。
一般的に、指定石材店の提示してくる見積りは、相見積りが取れる他の墓地の場合と比べて高く設定されています。
指定石材店にとって民営霊園は、言ってしまえば自由な価格競争が存在しない独占市場なので、当然と言えば当然ですね。
相場の2倍近い金額を提示されたというケースもあるので、注意が必要です。
また、お墓の建立に際しては、墓所の費用は安くても他の費用が高く設定されている場合もあります。
墓所を安く買わせてお客様を囲い込み、墓石費用やメンテナンス費用、年間管理費などで利益を出すという考え方の民営霊園もあるので、トータル費用を算出してもらってから検討するようにしましょう。
さらに、将来的に子供の代でお墓じまいをすることになった場合、子供が指定石材店の言い値で墓じまい工事をしなくてはいけない点にも留意してください。
指定石材店のデメリットについて少し強調してお話ししましたが、予算に余裕があるのであれば公営霊園よりも圧倒的におすすめします。



それだけサービスの質や施設の利便性のメリットの方が遥かに大きいです。
霊園が倒産する危険性がある
これは、民営霊園と公営霊園の大きな違いです。
公営霊園は公共施設なので、倒産することはありません。
しかし、極論ではありますが、民営霊園はある日いきなり倒産する可能性があります。
行政ではない組織が経営している以上、その可能性はあるということを認識しておきましょう。
そのため、事前に霊園の経営主体の宗教法人や一般社団法人名でネット検索し、信頼に足る霊園かどうか確認しておくことを強くおすすめします。
民営霊園の費用相場


民営霊園に掛かる費用には、下記の2つがあります。
- 墓所の永代使用料
- 年間管理費
それぞれ、どういう費用なのかを以下に詳しくお伝えしますね。
永代使用料とは
永代使用料とは「霊園内の墓所を使わせてもらうために掛かる費用」です。
分かりやすく言えば墓所の購入費用なのですが、厳密には墓所そのものを購入するわけではなく、墓所を使わせてもらう権利を購入するわけです。
そのため、お墓じまいをして墓所を霊園に返す時には、原状復帰をしなくてはいけないなどの決まりがあります。
永代使用料は霊園によってピンキリですし、同じ霊園であっても区画によって大きく変わります。そのため、一概に相場を明示するのは難しくなっています。
年間管理費とは
年間管理費は、霊園の維持・運営・管理のために墓所使用者が毎年霊園に納めなくてはいけない費用です。
年間管理費には、霊園の種類によっておおよその相場があるので、下記の表を参考にしてください。
| 霊園の種類 | 年間管理費の相場 |
|---|---|
| 民営霊園 | 5,000円~15,000円程度 |
| 公営霊園 | 1,000円~5,000円程度 |
| 寺墓地 | 6,000円~25,000円程度 |
| 共同墓地 | 5,000円~15,000円程度 |
民営霊園はこんな人におすすめ





まとめになりますが、下記のことを重視する方は民営霊園がおすすめです。
- 霊園の施設やサービスを重視している方
- 電車やバスなどの公共交通機関でのアクセスのしやすさを重視したい方
- 墓石のデザインを自由に決めたい方
- すぐにお墓を建てたい方
公営霊園などと比べて費用が割高になりがちではありますが、そのデメリットを差し引いても、サービスの質や施設の利便性などのメリットが圧倒的に大きいのが民営霊園の特徴です。
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