お墓の開眼供養・魂入れとは|お供え物・お布施の相場・お布施の渡し方は?

  • 2021年10月15日
  • 2022年9月11日
  • お墓
編集長「こまど」
こんにちは。「葬送情報局」編集長のこまどです。

お墓の開眼供養について検索している人がどのくらいいるのか知るために、Googleの検索ボリュームで調査してみました。

結果は「お墓 開眼供養 お布施」や「お墓 魂入れ お布施」、「お墓 開眼供養 お供え物」といったキーワードで検索されているのが多いようです。

ということはつまり、お墓の開眼供養・魂入れをお坊さんにお願いした時の相場やマナー、お墓の開眼供養・魂入れをする時に準備するお供え物などについて知りたいというニーズがあるのかなと思います。

編集長「こまど」
元業界人の私がそれらの疑問にお答えさせていただきます。
  • お墓の開眼供養・魂入れとは何か
  • お墓の開眼供養・魂入れをするのはどんな時か
  • お墓の開眼供養・魂入れをする時に準備するもの
  • お墓の開眼供養・魂入れのお布施の相場
  • お墓の開眼供養・魂入れのお布施の渡し方

編集長「こまど」の実績

  • 年間10,000件以上の葬送サービスのご相談を対応
  • 年間3,000件以上のお坊さん(僧侶)の派遣実績

お墓の開眼供養・魂入れとは何か

お墓に拝んでいる女性2人

まず、そもそもお墓の開眼供養・魂入れとは何かについて解説いたします。

開眼供養は「かいげんくよう」と読み、魂入れは「しょういれ」と読みます。

魂入れはお性根入れ(しょうねいれ)という言い方をすることもあります。

言葉だけは知っている・聞いたことがあるという人もいるかもしれませんね。

開眼供養・魂入れは、ただの石だったお墓に眼を開かせ魂を宿らせることで拝む対象とする儀式になります。

ちなみに、浄土真宗は他の宗派と異なり「魂を入れる」という考えではなく、本山からご本尊の「阿弥陀如来(あみだにょらい)」にお越しいただくという考え方になります。

そのため、開眼供養や魂入れとは言わず「入仏法要(にゅうぶつほうよう)」と言います。

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お墓に開眼供養・魂入れをするのはどんな時?

お墓に拝むお坊さん

お墓に開眼供養をするのは「お墓を建てた時」です。(お墓を建てることを「お墓の建立(こんりゅう)」と言います)

お墓を建てた時ということは、先祖代々のお墓は既に開眼供養・魂入れが済んでいる状態になります。

なので、お墓の開眼供養・魂入れをするのは下記3つのいずれかの場合になります。

  1. 故人様のために新たにお墓を建立した
  2. 自分が生きているうちに自分が入るためのお墓を建立した
  3. お墓の引越しをした

それぞれ一つずつ見ていきましょう。

ちなみに、開眼供養・魂入れを行うのに「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」のいわゆる六曜は関係ありません。

故人様のために新たにお墓を建立した

お墓をまだ持っておらず、故人様を納骨するために新たにお墓を建立した場合は開眼供養・魂入れの儀式を行う必要があります。

この場合、建ったお墓に納骨する予定の故人様がいます。

そのため開眼供養と納骨供養を同時に行うことが多くなっています。

納骨をするタイミングは四十九日の時が一番多いため、四十九日に「四十九日法要+お墓の開眼供養・魂入れ+納骨供養」を併せて行うことが多いです。

自分が入るためのお墓を生前に建立した

「まだお墓を持っていない。自分もしくは家族の誰かが亡くなった時のために生前にお墓を用意しておこう。」

そういう場合はお墓が建ったからといってすぐに納骨をする故人様がいないため、好きなタイミングで開眼供養・魂入れを行えばOKです。

ただ、できるだけ早めに開眼供養・魂入れをした方が良いと言われていますので、いつか自分が亡くなった時に納骨と併せて開眼供養をすればいいやと放置するのは避けましょう。

お墓の引越しをした

お墓の引越しとは物理的に墓石を移動させた時のことを指します。

「改葬(かいそう)」とは意味合いが異なりますので注意してください。

「改葬とお墓の引越しの違い」については下記の記事で詳しく解説しています。

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お墓の引越しをする場合は、まず墓石を移動させる前に「閉眼供養・魂抜き」を行う必要があります。

そして墓石の移動が終わった後に「開眼供養・魂入れ」を行います

ちなみに、浄土真宗では魂を抜いたり入れたりという考えではなく、仏様に移動していただくという考えになります。

そのため、浄土真宗ではお墓の引越しの際の儀式を「遷座法要(せんざほうよう)」と言います。

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お墓の開眼供養・魂入れの時に準備するもの、お供え物は?

お墓の開眼供養のお供え物
出展:株式会社加登

お墓の開眼供養をする時に準備するもの、お供え物について解説します。

通常、お墓を建てた石材店が立ち会ってくれ、ほとんどのものを石材店の方で用意してくれます。

下記に通常石材店が準備するものとあなたが準備するお供え物を記載しますのでご確認ください。

  • 仏具一式(おりん・木魚・燭台・香炉・花立・線香立て・火消し)
  • お供物を乗せるお皿(三宝(さんぽう)と呼ばれるものの場合が多いです)
  • ロウソク(生前に建てたお墓の場合は朱ロウソク、故人様がいて納骨供養も行う場合は白ロウソク)
  • 線香
  • マッチ
  • 海の幸(乾燥昆布やワカメなど)
  • 山の幸(干しシイタケなど)
  • 里の幸(根菜や季節の果物など)
  • お花
  • 御神酒
  • お米
  • テント(雨天だった場合用)
  • 故人様が好きだったもの(食べ物や飲み物、タバコなど)
  • ご遺骨(納骨供養をする場合)
  • 白木位牌(仮位牌)と本位牌(四十九日法要も行う場合)

以上がお墓の開眼供養・魂入れをする時に準備するもの、お供え物になります。

念のため石材店に当日こちらが用意する必要があるものを確認しておくと良いでしょう。

石材店から「お花はそちらでご準備ください」と言われた場合はお花を買っていきましょう。

お花は菊の花で大丈夫です。分からない場合は花屋で開眼供養用のお花が欲しいと伝えてもOKです。予算は3,000円程度で。

お墓の開眼供養・魂入れ・納骨供養は基本的に雨天でも決行するのが一般的です

流石に台風時などは延期になるかもしれませんが、ザーザーと雨が強めに降っていてもテントを張って決行する場合がほとんどです。

テントは石材店が用意してくれます。

お墓の開眼供養・魂入れのお布施の相場はいくら?

お布施の写真2

お墓の開眼供養・魂入れのお布施の相場はについて解説します。

まず、菩提寺(檀家になっているお寺)ではないお坊さんに頼む時のお布施の相場は3万円~5万円です。

開眼供養・魂入れと同日に納骨供養をする場合は上記金額にプラス1万~3万円、納骨供養と四十九日法要を同日に行う場合は上記金額にプラス3万円~5万円ほど包むと良いでしょう。

菩提寺であれば日頃から檀家料などを払っているかと思いますので、相場は下がって1万円~2万円です。

開眼供養・魂入れと同日に納骨供養をする場合は上記金額にプラス1万~2万円、納骨供養と四十九日法要を同日に行う場合は上記金額にプラス2万円~3万円ほど包むと良いでしょう。

また、自宅にお坊さんに来てもらう時には「お車代(交通費)」として5,000円~1万円をお布施とは別に渡すのが通例です。

お坊さん派遣(僧侶派遣)会社に依頼すると、お布施は安いところで3.5万円。平均は4.5万円となっています。

派遣会社の場合は開眼供養・魂入れと同日に納骨供養をしても追加料金が掛かることはほとんどありません。

四十九日法要も同日に行う場合は追加で1万円~1.5万円掛かる場合があります。

また、派遣会社の場合、お車代は掛かりません。

お墓の開眼供養・魂入れのお布施の包み方(渡し方)は?

袱紗の写真

お墓の開眼供養・魂入れのお布施は、白い無地の封筒を用意してその中に入れて渡します。

封筒の表面には「御布施」の文字と「自分の名前」を書き、裏面には「自分の住所」と「御布施の金額」を書きます。

お金の入れ方は封を開けてお金を取り出した時に紙幣に掛かれた肖像画が最初に見えるように入れます。

また、お布施を入れた封筒を渡す時には手渡しするとマナー違反になるので注意しましょう。

切手盆に乗せる」か「袱紗(ふくさ)に包む」ようにしましょう。

お布施の包み方と渡し方のマナーについては、それだけで1本記事が書けるくらいの量があります。

そのため、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

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まとめ

お墓の開眼供養・魂入れは新しくお墓を建立した時か、お墓を引越しした時に行う儀式です。

逆に言えばそのタイミングでしか行われない儀式ですので、人生において一度経験するかしないかというものになります。

そのため、いざお墓の開眼供養・魂入れをするとなっても、お供え物は何を準備すればいいのか、

お布施の相場はいくらなのか、お布施を渡すマナーはどうなっているのかなど、わからないことだらけだと思います。

本記事で上記の疑問をしっかり解決できるようになっていますので参考にしていただければ幸いです。

編集長「こまど」
最後までお読みいただきありがとうございました。

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