「お墓を購入しようと思ったけど、霊園の種類が多すぎてどの霊園にすればいいか分からない…」
おそらく、多くの方が同じように悩んでいることでしょう。
「お墓を建てる・墓地を購入する」というのは、人生に一度あるかないかという一大イベントなので当然ですよね。
一大イベントだからこそ、失敗はしたくない。
だけど初めてのことだから、何に重点を置いて霊園を選べばいいか分からない。
そのようにお悩みの方に向け、この記事では「公営霊園のメリット・デメリット」を分かりやすく解説します。
最後に「公営霊園はこんな人におすすめ」というポイントもまとめているので、いくつ当てはまるか、ぜひ確認してください。
- 公営霊園のメリット・デメリット
- 公営霊園の費用相場
- 公営霊園がおすすめな人とは
- お墓選びで迷ったときのおすすめの方法
- 年間10,000件以上の葬送サービスのご相談を対応
- 年間2,000件以上の「墓じまい」のご相談を対応
- 年間300件以上の「墓じまい」を施行
公営霊園とは

公営霊園とは、地方自治体である都道府県や、市区町村が運営管理している墓地です。
民営霊園と比べて、費用が安い・潰れる心配が無いというのが大きなメリットです。
一方、民営霊園と比べると、施設やサービス面で見劣りするというデメリットがあります。
公営霊園の4つのメリット

公営霊園には、以下の4つのメリットがあります。
- 費用が安い
- 霊園が潰れる心配が無い
- 宗教が自由
- 指定石材店が無い
それぞれのメリットについて、下記に詳しく解説します。
費用が安い
公営霊園が人気の理由は、なんと言っても費用が安いことでしょう。
墓所の永代使用料はもちろん、年間管理費も民営霊園や寺墓地と比べて安い傾向があります。
また、後述する「指定石材店が無い」という点も費用が安くなることに繋がっています。
しかしその分、民営霊園と比べると施設が古くて不便だったり、サービスが不十分というデメリットも存在します。
霊園が潰れる心配が無い
民営霊園や寺墓地のように、ある団体・組織が経営しているような霊園の場合、どうしても倒産リスクは0ではありません。
万が一倒産してしまった場合、支払い済みの永代使用料は返却されないでしょうし、別の墓地の購入費用やお墓の立て直し費用も掛かってしまいます。
一方、地方自治体が運営する公営墓地であれば、潰れる心配が無いのが大きなメリットと言えるでしょう。
宗教が自由
民営霊園では、仏教・キリスト教・神道・無宗教など、利用者の宗教を問いません。
あなたがどのような宗教を信仰していても、墓地を購入することができます。
指定石材店が無い
民営霊園や一部の寺墓地では、「お墓を建てる・修理する・墓じまいする」の工事が指定の石材店しかできません。これを「指定石材店制度」と言います。
指定石材店があると、相見積りを取って安い石材店に依頼するということができません。
一般的に、指定石材店は相場の1.5~2倍の料金が掛かると言われます。
公営霊園ではそのような指定石材店はないので、自分で安い石材店を探して依頼することができます。これは大きなメリットと言えるでしょう。
公営霊園の4つのデメリット

公営霊園のデメリットといえば、下記の3点でしょう。
- 申し込みの条件が厳しい
- 施設やサービスが不十分なことがある
- 立地やアクセスが悪いことも多い
- 建てられるお墓に制限がある
それぞれのデメリットについて、下記に詳しく解説します。
申し込みの条件が厳しい
公営霊園の申し込み条件には、以下のようなものがあります。
- 申込者の住所が霊園を管理運営する自治体と同じ市区町村にあること
- 親族に承継者がいること
- 遺骨があること
- 改葬(他のお墓に納骨していた遺骨を移動させて来ること)は不可
また、これらの条件を満たしていても、必ず墓所を購入できるとは限りません。
申込者が多い場合は抽選となることもあります。
さらに、申し込み期間が限られていることもあるため、「今すぐ墓地を購入したいのに…」という希望が叶わないことがあります。
施設やサービスが不十分なことがある
公営霊園では、墓地代(永代使用料)や年間管理費が、民営霊園と比べ安い傾向があります。
しかし、その分下記のような点が不十分だということは認識しておいてください。
- 設備や施設が古くて不便
- バリアフリー化されていない
- ペットの埋葬は不可
- 法要施設が無い
- 水汲み場に桶や柄杓が用意されていない
- 線香や生花の販売などが無い
すべての公営霊園が上記に当てはまるわけではないので、設備や条件は必ず市区町村役場の公式HPで確認しましょう。
立地やアクセスが悪いことも多い
公営霊園は自分が済んでいる市区町村にあるので、自宅から近いというイメージがあるかもしれません。
しかし、公共交通機関では行きにくいような不便な場所にあることも多いのが現実です。
また、自家用車で行くにも駐車場が狭かったり、専用駐車場が無いような公営霊園もあります。
建てられるお墓に制限がある
公営霊園では、民営霊園と比べて墓石の制限が厳しくなっています。
墓石の幅や高さが厳密に制限されているため、好きなデザインの墓石を建てるということは難しいでしょう。
公営霊園の費用相場

公営霊園に掛かる費用には、下記の2つがあります。
- 墓所の永代使用料
- 年間管理費
それぞれ、どういう費用なのかを以下に詳しくお伝えしますね。
永代使用料とは
永代使用料とは「霊園内の墓所を使わせてもらうために掛かる費用」です。
分かりやすく言えば墓所の購入費用なのですが、厳密には墓所そのものを購入するわけではなく、墓所を使わせてもらう権利を購入するわけです。
そのため、お墓じまいをして墓所を霊園に返す時には、原状復帰をしなくてはいけないなどの決まりがあります。
永代使用料は霊園によってピンキリですし、同じ霊園であっても区画によって大きく変わります。そのため、一概に相場を明示するのは難しくなっています。
年間管理費とは
年間管理費は、霊園の維持・運営・管理のために墓所使用者が毎年霊園に納めなくてはいけない費用です。
年間管理費には、霊園の種類によっておおよその相場があるので、下記の表を参考にしてください。
| 霊園の種類 | 年間管理費の相場 |
|---|---|
| 公営霊園 | 1,000円~5,000円程度 |
| 民営霊園 | 5,000円~15,000円程度 |
| 寺墓地 | 6,000円~25,000円程度 |
| 共同墓地 | 5,000円~15,000円程度 |
公営霊園はこんな人におすすめ

編集長 こまどまとめになりますが、下記のことを重視する方は公営霊園がおすすめです。
- とにかく費用を安く抑えたい方
- 潰れる心配が無い墓地にお墓を建てたい方
公営霊園は費用が安い分、どうしても民営霊園と比べて制限が多く、施設やサービスが不十分というデメリットがあります。
そのため公営霊園に申込みをするときは、デメリットを充分理解した上で申し込むようにしましょう。
民営霊園のメリット・デメリットが気になる方は、下記の記事を参考にしてください。








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