お墓の開眼供養(魂入れ)・入仏法要・納骨供養の時の服装マナーとは

  • 2021年10月16日
  • 2023年4月16日
  • お墓
編集長「こまど」
こんにちは。「葬送情報局」編集長のこまどです。

お墓の開眼供養(魂入れ)・入仏法要・納骨供養に参列することになったら、気になるのはどんな服装で参列したらいいかという、服装のマナーについてですよね。

まず、開眼供養(魂入れ)と入仏法要は、宗派によって呼び方が違うだけでやることは同じなので本記事内では以下、開眼供養(魂入れ)と呼ぶこととします。

肝心の服装については、開眼供養(魂入れ)の時と納骨供養の時で服装が若干変わります。

お坊さんによっては「当日は普段着で大丈夫ですよ」と言ってくれることもありますが、同席される親戚の目もありますのでしっかりとTPOをわきまえた服装にしたいところです。

マナー違反にならないようにしっかりポイントを押さえましょう。

  • お墓の開眼供養(魂入れ)に参列する時の服装マナー
  • 納骨供養に参列する時の服装マナー
  • お墓の開眼供養(魂入れ)と納骨供養を同日に行う場合の服装マナー
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お墓の開眼供養(魂入れ)に参列する時の服装マナーとは

喪服を着てOKポーズをしている女性

お墓の開眼供養(魂入れ)を行うのはお墓を新しく建立した時か、お墓を引越しさせた時などです。

男性の場合

基本的に礼服(喪服)で大丈夫です。

礼服(喪服)の用意が難しい場合は黒系やグレー系のスーツが無難です。

重要なのが「ネクタイ」です。

開眼供養(魂入れ)は慶事(お祝い事)なので白ネクタイを着用しましょう。

黒ネクタイはマナー違反になるのでご注意ください。

靴や靴下、カバンもなるべく黒系かグレー系を選んでください。

寒い時期の場合、コートを着るかと思いますが、コートも靴やカバンと同じく黒系やグレー系などの落ち着いた色のものを着用しましょう。

女性の場合

基本的に礼服(喪服)で大丈夫です。

礼服(喪服)の用意が難しい場合は黒系や紺系のカジュアル過ぎない服装にしましょう。

黒のワンピースなどが無難です。

女性の場合気をつけたいのは「アクセサリー」ですね。

派手なアクセサリーの着用は避けましょう。

無難なのは黒か白のパールです。持っていない場合は法要の間はアクセサリーの着用を控えるという手もあります。

靴やバッグもなるべく黒系かグレー系を選んでください。

寒い時期の場合、コートを着るかと思いますが、コートも靴やカバンと同じく黒系やグレー系などの落ち着いた色のものを着用しましょう。

子供の場合

お子さんがお墓の開眼供養(魂入れ)に参列する場合もあるかと思いますので、触れておきます。

まず、子供が中学生・高校生の場合は学校の制服で参列するようにしましょう。

まだ制服が無い小さいお子さんは明るい色の服は避け、黒系・紺系・グレー系などの服を選びます。

男の子であれば白いシャツや白いポロシャツに黒いズボンでもOKです。

女の子であれば黒系・紺系・グレー系のワンピースでもOKです。

男女ともに靴下は黒か白、できればロングソックスが望ましいです。

靴も落ち着いた色のものがあれば良いのですが、無ければ持っている靴の中で一番おとなしいものを履きましょう。

寒い時期の場合に着るコートやジャンパーもできれば明るい色のものは避けたいところですが、無ければ持っているものの中で一番おとなしいものを選びましょう。

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納骨供養に参列する時の服装マナーとは

骨壺を持った喪服の男性

納骨法要は故人様のご遺骨をお墓へ納める儀式です。

四十九日を過ぎてから納骨する場合もあれば、四十九日に四十九日法要と納骨法要を併せて行うこともあります。

また、火葬後にそのままお墓へ納骨する風習の地域もあります。

男性の場合

火葬後にそのまま、という場合は葬儀参列時の喪服のまま向かえば問題ありませんね。

四十九日を過ぎてから納骨法要を行う場合や、四十九日法要と併せて行う場合でも礼服(喪服)であれば間違いありません。

ですが納骨供養の場合は礼服(喪服)でなければいけないというわけでもありません。

平服でも大丈夫なので、礼服(喪服)の用意が難しい場合は黒系やグレー系のスーツが無難です。

ネクタイは開眼供養(魂入れ)と違い、黒ネクタイを着用します

靴は黒の革靴を履き、靴下やカバンも黒を選びましょう。

開眼供養(魂入れ)の場合と同様、寒い時期の時は着用するコートも黒系やグレー系などの落ち着いた色のものを着用しましょう。

女性の場合

火葬後にそのまま、という場合は葬儀参列時の喪服のまま向かえば問題ありませんね。

四十九日を過ぎてから納骨法要を行う場合や、四十九日法要と併せて行う場合でも礼服(喪服)であれば間違いありません。

ですが納骨供養の場合は礼服(喪服)でなければいけないというわけでもありません。

平服でも大丈夫なので、礼服(喪服)の用意が難しい場合は黒系のカジュアル過ぎない服装にしましょう。

黒のワンピースなどが無難です。

アクセサリーも派手なものは着用を避けます。

無難なのは黒か白のパールです。持っていない場合は法要の間はアクセサリーの着用を控えるという手もあります。

靴は黒系のパンプスを履き、ストッキングとバッグも黒系を選びます。

開眼供養(魂入れ)の場合と同様、寒い時期の時は着用するコートも黒系やグレー系などの落ち着いた色のものを着用しましょう。

子供の場合

子供の場合は前述した開眼供養(魂入れ)の時の服装と同じで大丈夫です。

お墓の開眼供養(魂入れ)と納骨供養を同日に行う場合の服装マナーとは

喪服の男女

生前に建立したお墓の場合は納骨するご遺骨がありませんので、開眼供養(魂入れ)のみとなります。

逆に、故人様のために新たにお墓を建立した場合は、開眼供養(魂入れ)と納骨供養を併せて行うことがほとんどです。

その場合は、前述した納骨供養に参列する時の服装で参列するのがマナーです。

男性の場合、間違っても白ネクタイを着用してはいけません黒ネクタイで参列しましょう

女性も靴、ストッキング、バッグを黒で揃えるのが理想です。

子供の場合は開眼供養(魂入れ)の時と同じ服装で問題ありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事で紹介した服装マナーを参考にしてもらえば、親戚から白い目で見られることもありません。

開眼供養(魂抜き)や納骨供養は、葬儀(お葬式)の場合と違い前々から予定が分かっていることがほとんどかと思います。

ですので、前日にあれが無いコレが無いと慌てないように余裕をもって準備されることをオススメいたします。

編集長「こまど」
最後までお読みいただきありがとうございました。

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