やってはいけない墓じまい費用の見積りの取り方5選-元葬送業界人が教えます

編集長「こまど」
こんにちは。「葬送情報局」編集長のこまどです。

お墓じまいの費用といえば、閉眼供養のお布施や永代供養代など色々とお金が掛かりますよね。

中でも一番高額になるのが「お墓の撤去工事費用」です。

前回の記事で「お墓じまい費用を安く済ませるためのたった3つの方法」をお話ししました。

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編集長「こまど」
今回は逆に、お墓じまいが高くなってしまう「やってはいけないお墓じまい費用の見積りの取り方」について伝授します。
  • 私自身が業者からお墓じまい工事費用の見積りを取っていた経験
  • お客様から実際に聞いた他社の見積りの話

を元に「やってはいけないお墓じまい工事費用の見積りの取り方」を5つお伝えします。

  • とにかく安くお墓じまいを済ませたい方
  • これからお墓じまいをしようと思っている方
  • お墓じまいをしようか迷っている方
  • 親族に頼まれてお墓じまいの見積りを取らなくてはいけない方
  • 既にお墓じまいの見積りを取っているが、まだ工事が始まっていない方
編集長「こまど」の実績

  • 年間10,000件以上の葬送サービスのご相談を対応
  • 年間2,000件以上の「墓じまい」のご相談を対応
  • 年間300件以上の「墓じまい」を施行

やってはいけない墓じまい費用の見積りの取り方1.
一括見積りサイトで墓じまい工事費用の見積りを取る

一括見積サイトのイメージ

まずは、よくある「一括見積りサイト」についてお話しします。

一括見積りサイトの運営会社は自社でお墓じまい工事を行っているのではなく、全国に提携している業者に工事案件を紹介しているという構図です。

あなたが一括見積りサイトからお墓じまい工事費用の見積りを依頼すると、一括見積りサイトの運営会社は全国に提携している業者へ「お墓じまい工事費用の見積り依頼が入りましたー」と情報を流し、各業者がそれぞれ見積りを出してくるという流れです。

一見、一度に複数の業者から見積りが出るので比較もしやすく便利と思うかもしれません。

編集長「こまど」
しかし、そこが落とし穴です。

そもそも一括見積りサイトから出てくる見積りは仲介料」が入っている分、高くなっています

それはなぜか。

自社で工事をするわけではない一括見積りサイトの運営会社はお墓じまい工事の「仲介」を行っているだけなので、利益を上げるためには「仲介料」を取るしかありません。

しかし、あからさまに「お客様から仲介料を〇%頂きます」と載せてしまうと利用してもらえなくなってしまいます。

では一括見積りサイトの運営会社はどこから仲介料をもらうのか。

実は「工事の仕事を紹介してあげたんだから仲介料を払ってね」という形で業者から仲介料をもらいます。

業者から仲介料を取るのであれば、あなたには関係無い話と思うかもしれません。

しかし、実際はあなたが仲介料を払うことになると言っても過言ではありません

というのも、業者からしても仲介料を払う分だけ手元に残るお金が減ってしまうわけですから、通常の費用で見積りを出していては赤字になるかもしれません。

そこで一括見積りサイトからの紹介案件の場合、通常の費用に仲介料分を上乗せしてあなたに見積りを出してきます

もしかしたら通常の費用の時点で利益を大幅に取っている業者であれば、仲介料が発生したとしてもその分の上乗せをしないかもしれません。

しかし、そういう業者はそもそもの費用が高いので、そういう業者に依頼してしまうと結局は高くついてしまいます。

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やってはいけない墓じまい費用の見積りの取り方2.
1社の見積りだけで決めてしまう

見積りを見る男女

当然ですが1社だけの見積りで決めてしまうのはNGです。

「お墓じまいは100万円くらい掛かると聞いた。とりあえず1社から見積りを取ってみたら50万円だった。安いからそこにお願いした。」

これは絶対にダメ

なぜなら、別の業者から見積りを取ったら30万円で済むかもしれませんから。

そもそもお墓じまいの工事はお墓の立地条件や石材店のレベルによって掛かる金額はピンキリです。

「お墓じまいは100万円くらい掛かると聞いた」という情報は何の意味もありません。あなたのお墓と他の方のお墓は全く条件が異なるのですから。

ですのでお墓じまい工事費用の”相場”も正直アテにならないんですよ。

相場より高いか安いかを考えるのではなく、あなたのお墓の墓じまい工事を一番安くやってくれる業者はどこかを探してください。

そこで面倒でも必ず複数社から相見積りを取りましょう

実際、相見積りを取ったら一番高い見積りと一番安い見積りの差が30万円もあった、ということもありますので。

大事なことなのでもう一度言います。

お墓じまい工事を1社の見積りだけで決めてしまうのでは絶対ダメ

必ず相見積りを取りましょう

やってはいけない墓じまい費用の見積りの取り方3.
お寺が紹介してくれた石材店だけで決めてしまう

お寺が紹介する石材店

寺墓地にお墓がある場合、きちんとお寺のご住職に話を通してからお墓じまいをすることになります。

そしてお寺によってはお墓じまい工事をする石材店を紹介してくれることがあります。

「ご親切にありがとうございます」と言って何も考えず紹介してもらった石材店に依頼するのは止めましょう。

石材店も「お寺が自分を紹介してくれたんだから、多少高くてもうちに依頼してくれるだろう」という慢心がある場合があります。

お寺が紹介してくれる石材店の全てがそういう石材店だとは言いません。

しかし実際に、私が勤めていた葬送サービス会社が提示した見積りよりも、お寺が紹介した石材店の見積りの方が10万円以上も高かったということは珍しくありませんでした。

もちろん、前述したように「相見積り」を取った結果、お寺が紹介してくれた石材店の見積りが一番安かったのであれば何の問題もありません。

ですがお寺が紹介してくれた石材店の見積り”だけ”では、それが高いか安いかの判別ができませんので、必ず相見積りを取るようにしましょう

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やってはいけない墓じまい費用の見積りの取り方4.
現地確認をしない業者に見積りを頼む

よそ見をする石材店

現地確認をせずに見積りを出してくる業者は危険です。

なぜなら、現地を見ていないので「工事してみたら思ってたのと違った。予想より大変だったので追加料金が〇万円掛かります。」と言われかねないからです。

そもそも、いくら経験豊富だとしても現地を見ずに見積りを出すなんてできないですよ。

お墓じまい工事費用はお墓の立地条件で大きく値段が変わるので、優良な業者は必ず現地確認をします

必ず現地確認をしたうえで見積りを出してくれる業者に依頼しましょう。

業者が現地確認を下かどうかの確認方法は簡単です。

お墓を間違っているといけないので、現地を見に行ったらお墓の写真を撮ってきてください。」と頼むだけ。

あなたが現地を案内してもいいですが面倒ですよね。

遠方にお墓がある場合は案内のためだけに現地に行くというわけにもいかないですし。

やってはいけない墓じまい費用の見積りの取り方5.
石材店以外の業者に見積りを頼む

×が付いた大工のイラスト

最後は「石材店以外の業者に見積りを頼む」です。

ここで言う「石材店以外の業者」とは3通りあります。

  • 一括見積りサイト
  • 明らかに石材店ではない会社が提供しているお墓じまいサービス
  • 石材店ではない解体業者

一括見積りサイトがなぜダメなのかについては、この記事の最初でお話ししていますので割愛します。

明らかに石材店ではない会社が提供している墓じまいサービスがダメな理由

「明らかに石材店ではない会社が提供している墓じまいサービス」を見分けるには、ホームページの「運営会社情報」を確認してみてください。

運営会社が明らかに石材店ではない場合、それは一括見積りサイトと同じでただの仲介サービスです

ということは当然、仲介料が発生する分だけ費用が高くなってしまいます。

石材店ではない解体業者がダメな理由

家屋の解体をしているような業者だと、お墓の解体撤去工事もやっていることがあります。

メインは家屋解体だけど、空いている日にお墓も解体するみたいな。

こういう業者だと安くお墓じまい工事をしてくれたりするんですが…あまりオススメしません。

理由は2つ。

1つは「作業が雑」。

お墓って目に見えている墓石だけじゃなく、地中に基礎や納骨室という遺骨を納める部屋があったりするんですよ。

お墓じまい工事をする際にはそういった地中の部分もきちんと解体し取り出して原状回復しなくてはいけないんです。

でも、石材店ではない解体業者だとそういった事情を知らないというケースもよくあり…とりあえずぶっ壊せ、みたいな。

それで霊園や寺院に現状回復したと認められず、結局石材店に後始末を頼むことになり高くついたなんてこともあるので注意が必要です。

2つ目は「何かあった時に修復ができない」です。

例えば、隣のお墓との距離が近く、作業中に隣の墓石や外柵を傷つけてしまったとします。

石材店は知識や材料、機材を持っているので修復作業ができますが、解体だけをしている業者だと壊すことはできても直すことができません。

当然、解体業者が自分で他社に頼んで直してもらうことになるんでしょうが、あなたも余計なストレスを感じてしまう結果になりえますので注意してください。

最後に、解体業者は全解体はできますが一部解体は難しいですね。

例えば、墓石は解体し、基礎や納骨室や外柵は別の親族が新しいお墓を建立する時に使うので残しておいて欲しい、というオーダーは石材店でないと対応が厳しいです。

経験上、意外とこういうオーダーがあるんですよね。

まとめ

「やってはいけないお墓じまい費用の見積りの取り方」はいかがでしたでしょうか。

特に覚えておいていただきたいのが、

  • 仲介サービスと思われる会社には依頼しない
  • 相見積りは必ず取る

の2点です。

ここを抑えておけば大損することは避けられますので。

編集長「こまど」
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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