墓じまい費用を安く済ませるためのたった3つの方法-元葬送業界人が教えます

編集長「こまど」
こんにちは。「葬送情報局」編集長のこまどです。

お墓じまい費用を少しでも安く済ませたい!

そんなお声にお応えして、元葬送サービス業界でお墓じまいのお手伝いをしていた私がお墓じまい費用を安く済ませるためのたった3つの方法を、この記事を読んでくれているあなただけに伝授いたします。

実務経験に基づいてお話ししますので、かなり実用的です。

  • とにかく安くお墓じまいを済ませたい方
  • これからお墓じまいをしようと思っている方
  • お墓じまいをしようか迷っている方
  • 親族に頼まれてお墓じまいの見積りを取らなくてはいけない方
  • 既にお墓じまいの見積りを取っているが、まだ工事が始まっていない方

既に見積りを取っていても工事が始まっていなければキャンセルは無料で可能なはずです。

この記事を読んで改めて見積りを取り直したいと思った場合は、業者さんに「一度お墓じまいをするかどうか再検討したい」と伝え工事を止めることをオススメします。

実際、私が対応していたお客様の中でも「親戚からやっぱりお墓じまいは待ってくれと言われたのでキャンセルしたい」という申し出を受けたことが何度かあります。

着工前のキャンセルでしたので、当然キャンセル料なども頂きませんでした。

それでは早速「墓じまい費用を安く済ませる方法」を見ていきましょう。

編集長「こまど」の実績

  • 年間10,000件以上の葬送サービスのご相談を対応
  • 年間2,000件以上の「墓じまい」のご相談を対応
  • 年間300件以上の「墓じまい」を施行

墓じまい費用を安く済ませる方法1.
墓じまい工事費用の見積りは「地元の石材店」から取る

石材店のイメージ

墓じまい費用を安く済ませるための基本中の基本にも関わらず、意外と盲点なのが「地元の石材店」から墓じまい工事費用の見積りを取るということです。

なぜ盲点なのか。

その理由は、

  • 現代社会の構造
  • 便利になったインターネットの存在

の2点にあります。

現代社会の構造とは

一昔前は先祖代々同じ土地で暮らし、お墓も近所にあってお墓参りにも行きやすいという構造でした。

しかし、現代では核家族化が進み、先祖の暮らしていた土地を離れ都心で暮らしているという方も多くいます。

となると、お墓が遠方でお墓参りに行くのも一苦労ですね。

もう何年もお墓参りにいっていないという方も多いのではないでしょうか。

編集長「こまど」
だからこそ、遠方のお墓はお墓じまいして遺骨は近くの永代供養や納骨堂に納めたいというニーズが増えてきているわけです。

便利になったインターネットの存在

田舎のお墓と疎遠になると、お墓を建ててくれたのがどこの石材店なのか分からないというケースも珍しくありません。

そんな時、あなたなら「遠方にあるお墓の墓じまいをしたい」と思った際にどうやって見積り先を探しますか?

きっとインターネットで「お墓じまい 見積り」といったキーワードで検索されるかと思います。

すると出てくるのは

  • 墓じまい工事費用の一括見積りサイト
  • 〇㎡未満のお墓じまいが〇万円~といった墓じまいサービスサイト
  • イオンのお葬式

といったサイトです。(2021年11月11日現在)

編集長「こまど」
こういったサイトでお墓じまい工事費用の見積りをすることは基本的にオススメしません

一括見積りサイトやイオンのお葬式などは墓じまいの仲介をしているだけ

上記のサイトたちを使ってお墓じまい費用の見積りを取ることをオススメしない理由は、単純に「高いから」。

「墓じまい 見積り」と検索して「イオンのお葬式」が検索上位に表示されたことには驚きましたが、あなたはイオンの社員が墓じまいの工事をすると思いますか?

思いませんよね。

実際に現場を見て見積りを作るのも、工事をするのも地元の石材店です。

イオンのお葬式はあくまでもあなたと石材店の仲介をしているだけです。

仲介サービスで利益を出すためには「仲介料」を取らなくてはいけません。

その仲介料の分だけ墓じまい費用は高くなります。

他の一括見積りサイトも同じ構造です。

そもそも1社が全国のお墓じまいを対応できるわけなんてありませんよね。

本当に全国対応しようと思ったら、交通費だけでもばかにならないので費用は高くなりますし、場所によって費用が変わるはずです。

全国一律〇万円~と謳っているのは、一括見積りサイトを運営している仲介会社が全国の地元の石材店に工事をお願いしているからできるのです。

当然、「仲介料」を取らないと利益はでません。

ですから一括見積りサイトも「仲介料」の分、お墓じまいの費用が高くなります。

でも、仲介会社はあなたから仲介料を取るわけではないので、仲介料の存在は表には出てきません

では誰から仲介料をもらうのか?

仲介会社は工事をする石材店から仲介料を取ります。

「え?工事をしてもらうのに石材店から仲介料をもらうの?」と思いますよね。

逆です。

工事の仕事をあげるから仲介料を払え」という構造になっています。

詰まるところ、工事をする石材店よりも集客力のある仲介会社の方が立場が強いのです。

とはいえ、石材店もお客様から通常の工事費用だけをもらうのでは仲介料の分だけ損をしてしまいますよね。

そのため石材店は仲介会社に支払う仲介料の分だけ工事費用を高くせざるを得ないわけです。

つまり、結局はあなたが仲介料を支払っているといっても過言ではありません

地元の石材店に直接見積りを依頼すると安く済む

例えば、同じお墓の墓じまい工事費用を「石材店に直接頼んだ場合」と「仲介会社を経由した場合」で比較してみます。

まず、石材店に直接頼んだ場合の工事費用が30万円だったとします。

それが仲介会社を経由すると40万円近くになります

それはなぜか。

この理由はちょっとややこしい計算になるので下記に記載しておきます。読み飛ばしてもらっても構いません。

ここで伝えたいのは、お墓じまい費用を安く済ませたいのであればインターネットで出てくる仲介会社ではなく、地元の石材店に直接頼みましょうということです。

では計算について解説しますね。

【仲介会社を経由すると墓じまい工事費用が高くなる計算】

あなたが直接石材店にお墓じまい工事を頼んだ場合の費用が30万円だったとします。

ということは、石材店の手元には30万円が残ります。

この30万円を下回ると石材店は赤字になってしまうとします。

そして仲介会社の仲介料が工事費用の20%だとします。

石材店は、仲介会社経由の場合も直接の時と同じ30万円の工事費用にしてしまうと、30万円の20%にあたる6万円を仲介会社に支払わなくてはいけません。

すると石材店の手元に残るのは24万円です。

これでは赤字ですね。

では仲介会社に支払う6万円を上乗せして、36万円の工事費用にしてみてはどうでしょうか。

すると、仲介会社には36万円の20%にあたる72,000円を支払わなくてはいけません。

工事費用が上がったので仲介料も上がってしまうわけですね。

36万円から72,000円を支払ってしまうと手元に残るのは288,000円です。

30万円を下回ってしまいました。これでは赤字です。

というわけで、石材店が手元に30万円を残すためには最低でも38万円の工事費用にしないといけないのです。

38万円の仲介料20%が76,000円です。手元に残るのは304,000円になります。

これが「仲介会社を経由するとお墓じまい工事費用が高くなる計算」です。

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墓じまい費用を安く済ませる方法2.
墓じまい工事費用の見積りは必ず「相見積り」を取る

相見積りのイメージ

お墓じまい費用を安く済ませたいのであれば、工事費用の見積りは必ず相見積りを取りましょう

理由は単純で、同じお墓でも石材店によって工事費用が変わるためです。

石材店によって掛かる費用の条件が異なる

例えば、A社は工事に必要な機材を自社で保有しているが、B社は保有していない場合、B社は機材をレンタルしなくてはいけないのでレンタル料が掛かります。

そのレンタル料の分、工事費用が高くなります

他にも、A社では「お墓に納骨されている遺骨の数×遺骨を取り出す作業費用」が掛かるとします。

遺骨1柱(※柱=遺骨の単位)につき5,000円掛かるとして遺骨が5柱だと25,000円ですね。

一方、B社では遺骨を取り出す作業費用は遺骨の数に関わらず一律1万円だとします。

するとA社に頼むよりB社の方が安くなります

しかしB社では機材のレンタル料が掛かるので合計金額はA社より高くなるかも…。

といったように、条件によってどちらの会社が安くなるのか分かりません。

ですので、お墓じまい工事費用の見積りは必ず相見積りを取りましょう

相見積りは3社くらい取ることを推奨しますが、最低でも2社は取りましょう。

お墓じまい費用を安く済ませたいのであれば、絶対に1社で決めてはいけません

他社の見積りがあると値段交渉がしやすい

もう一つ、相見積りを取るメリットとして「値段交渉がしやすくなる」というものがあります。

例えばA社の方がB社よりも工事費用の見積りが2万円高かったとします。

その場合、A社にB社の見積りを見せて「B社よりも安くなりますか?」と聞いてみましょう。

大抵の場合、A社の工事費用は安くしてもらえます。

A社が最初に出した見積りよりも3万円安くしてくれたとします。

するとB社よりも1万円安くなりました。

今度は安くなったA社の見積りをB社に見せて「A社よりも安くなりますか?」と聞いてみます。

大抵の場合、B社も安くしてくれます。

B社が安くなったA社の見積りよりもさらに2万円安くしてくれたとしたら…最初のB社の見積りよりも3万円安くなりました

ここまでの値段交渉であれば大抵の場合応じてくれます。ぜひ実践してみてください。

これを繰り返すとさらに安くしてもらえる場合もあるにはありますが…。

しかし、石材店もそこまで余裕を持った見積りではないと思いますので、繰り返しても安くなる確率はグッと下がります。

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墓じまい費用を安く済ませる方法3.
遺骨は「永代供養墓へ納める」か「海洋散骨」する

お墓じまい費用を安く済ませるための最後の方法は、「遺骨はどうするか」ということです。

というのも、お墓じまいは墓石を撤去処分して終わりではありません。

お墓に納骨されていた遺骨も片付けなくてはいけません。

いないとは思いますが、万が一遺骨をその辺に捨てるようなマネをすると死体遺棄の罪でつかまります

私がお墓じまいをお手伝いしたお客様の中にも稀に「遺骨はそのまま埋めといて」という方がいました。

そんなことはできません。

公営霊園などの場合は墓石撤去後に遺骨もきちんと取り出してあるかを確認し、残されているようなことがあれば取り出すように注意を受けます。

取り出さないとお墓があるのと同じように扱われ、毎年の霊園使用料が徴収されます。

公営霊園も寺墓地も町や村の共同墓地も同じですが、遺骨を取り出さないとその墓所を他の人に貸し出せないため、お墓じまい完了とは認められません

逆の立場で考えてみれば、他の人の遺骨が残ったままそこにお墓を建てる気にはなりませんよね。

というわけで、お墓じまいをする時は遺骨をどうするかということも考えておかなくてはなりません

お墓じまい工事費は安く済んだけど、遺骨を納骨堂に納めるのに100万円近く掛かったというケースも珍しくありません。

「とにかくお墓じまい費用を安くすませたい」という場合は遺骨を「永代供養墓へ納める」か「散骨」しましょう

納骨堂の10分の120分の1くらいの費用で済みますので。

永代供養墓の費用は3万円から

永代供養墓のイメージ

  • 無縁仏にならずに済む。
  • お墓を建てるには高額な費用が掛かるのに対し、永代供養墓は非常に安価で済む。
  • お墓の掃除や管理をしなくて済む。

「永代供養墓(えいたいくようぼ)」とは、寺院や霊園が永代に渡り供養をしてくれるお墓を指します。

寺院や霊園が供養してくれると言っても、もちろんあなたや親族がお墓参りをすることもできますので安心してください。

ご自身に身寄りや親族が誰もいない場合、お墓を残したまま亡くなってしまうとそのお墓に納骨されている故人は無縁仏になってしまいます。

自分が生きているうちにお墓を墓じまいし、遺骨を永代供養墓へ移すという方も増えてきました。

永代供養墓へ納めれば自分が亡くなった後も寺院や霊園が供養してくれるので、無縁仏にならずに済むためです。

また、お墓を持っていない方でも、身内が亡くなった際にお墓を建てるのではなく最初から永代供養墓へ納めるという方が増えています。

お墓の費用が安く済み、管理もしなくていいという理由から永代供養墓が選ばれるようです。

具体的には、お墓を建てるには墓石だけでも50万円~数百万円

さらにお墓を建てるための霊園内の土地の購入費用にも数十万円~百万円近くの費用が掛かります。

納骨堂は1柱につき30万円~50万円の費用が相場です。

編集長「こまど」
「柱」とは遺骨を数える時の単位で「はしら」や「ちゅう」と読みます。

一方、永代供養墓は1柱につき3万円からという非常に安価となっています。

遺骨が5柱でも15万円で済みますね。

永代供養墓を探す時は「いいお墓」が便利

自宅近くの永代供養墓を探したい場合は「いいお墓」が便利です。

全国の永代供養墓先と提携していて、地図から探したり「〇〇県の永代供養墓」といった検索でパッと絞り込むこともできます。

「価格の安い順」で並び替えをすれば好きな都道府県の3万円の永代供養墓を簡単に探すことができます。

下記のリンクでは「いいお墓」に掲載されている永代供養墓を安い順に並べてありますので、「エリア」を好きな都道府県に変更して近くの永代供養墓を探してみてください。

編集長「こまど」
しかも現地見学をするだけで3,000円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーン中です。

>>日本最大級のお墓ポータルサイト「いいお墓」はこちら

大事なことを1つ。

「いいお墓」も仲介サービスですが、直接寺院や霊園に永代供養墓を申し込んだ方が安いかというとそんなことはありません。

というのも、寺院も霊園も自社のホームページやパンフレットに同じ金額で載せているので、「いいお墓」の載せる時だけ値段を上げるわけにはいきません。

そんなことをされては「いいお墓」から申し込む人がいなくなり、掲載するメリットが無くなってしまいますからね。

というわけで、永代供養墓の仲介料は寺院や霊園が自分の手元に残る金額を減らす形で支払っているので、あなたが支払う費用は「いいお墓経由」でも「直接」でも変わりません。

編集長「こまど」
キャンペーン中はいいお墓経由の方がAmazonギフト券がもらえる分、得ですね。

「海洋散骨」の費用は4.4万円から

海洋散骨のイメージ

海洋散骨とは、粉砕しパウダー状にした遺骨を海にまくサービスのことです。

きちんと許可を取って行っており、違法ではないので安心してください。

海洋散骨は1柱4.4万円なので永代供養墓より高いです。

費用だけみれば永代供養墓の方が良いと思いますが、海洋散骨には永代供養墓には無いメリットがあります。

それが「改葬許可申請の手続きが不要」という点です。

通常、お墓じまいして遺骨を移動させるには「改葬許可証」という書類を発行してもらうための手続きを行わなくてはいけません。

しかし、海洋散骨をする場合だけは改葬許可証が不要なため、面倒な手間が無くなるというメリットがあります。

特に古くからあるお墓で、ご先祖様が何人納骨されているか分からないという場合には海洋散骨がオススメです。

改葬許可証について詳しくは下記の記事をご覧ください。

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海洋散骨をするなら「みんなの海洋散骨」がオススメ

海洋散骨はどこの海でも遺骨をまいていいわけではありません。

各自治体によって散骨に関する条例が定められていたり、まけるエリア決まっていたりします。

となると、自分で散骨可能な海を探すのは時間と手間が掛かりますし、船を借りようと思うと20~30万円の費用が掛かります。

そこで「みんなの海洋散骨」をオススメするのですがその理由は、なんと全国36か所の海域から好きなところを選ぶことができるのです。

これは凄いです。

自分が葬送サービス会社で働いていた時も海洋散骨を取り扱っていましたが、5か所くらいしか選択肢が無かったですから。

他の海洋散骨会社でも決められた1ヵ所でしかできないというところがほとんどの中、全国36か所とは驚きです。

しかも費用は1柱4.4万円

海洋散骨の相場が5万円の中、価格でも抜きんでています。

海洋散骨を検討されている方は「みんなの海洋散骨」で好きな海を選んでみてください。

>>全国海域対応,粉骨費用込み,追加費用なしの安心の葬送業者は【みんなの海洋散骨】

みんなの海洋散骨バナー

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回お伝えした「たった3つの方法」を実践していただくだけで、お墓じまいの費用を安くできます

特に「他社の見積りを見せて値段交渉する」方法はかなり効果抜群ですので、お墓じまい工事費用の見積りは必ず2社以上に相見積りを取ってみてくださいね。

編集長「こまど」
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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