僧侶派遣サービスで派遣されるお坊さんって、ちゃんとしたお坊さんなの?
編集長 こまど上記は私が僧侶派遣会社に勤めていた時にお客様からよく聞かれた質問です。
この質問に答える前に、お客様が仰る「ちゃんとしたお坊さん」というのはどんな人を指しているのか考えてみたいと思います。
- ちゃんとしたお坊さんとはどういうお坊さんか
- 僧侶派遣サービスで派遣されるお坊さんの特徴
- 年間10,000件以上の葬送サービスのご相談を対応
- 年間2,000件以上の「墓じまい」のご相談を対応
- 年間300件以上の「墓じまい」を施行
世間が思う「ちゃんとしたお坊さん」とはどんなお坊さん?


世間一般の方が思う「ちゃんとしたお坊さん」のとはどんなお坊さんでしょうか。
- お寺で働いている
- 長年修行をした経験がある
- お経をちゃんと読める
こんなところでしょうか。
正解かもしれないし、間違っているかもしれません。
僧侶派遣サービスでは、派遣会社が定める基準を満たしているお坊さんが登録されていますが、その基準がお客様の求める「ちゃんとした」の定義とはかけ離れているかもしれません。
なので私はお客様から「派遣されるお坊さんって、ちゃんとしたお坊さんなの?」と質問された時は、「お客様はどのようなお坊さんをご希望ですか?」と尋ねていました。
すると回答として多数を占めていたのは「お坊さんの資格だけ持ってて、お寺で働いていないようなお坊さんは嫌」というものでした。
お坊さん(僧侶)の資格とは


多くの方が「お寺で修行した人したらお坊さんになれる」というイメージをお持ちかと思いますが、実はお坊さんには「僧籍(そうせき)」という資格があり、資格を取得すればお坊さんになれます。
驚くことに、「浄土真宗本願寺派中央仏教学院通信教育」のように、僧籍を取得するための「通信教育」もあります。
実際にお寺で修行をさせてもらいながら僧籍取得を目指すという方法ももちろんありますが、通信教育という方法もあるなんて驚きますよね。
そして各宗派で定められた筆記試験や実技試験に合格し、僧侶として正式に所属宗派に登録されて初めて僧侶であると名乗れます。
所属宗派に僧侶として登録された籍なので「僧籍」といいます。
逆に言うと、何か問題を起こして僧籍をはく奪させられると、その人は僧侶ではなくなるということですね。
ちなみに、僧籍の証明書は卒業証書のように大きいため持ち歩きは難しいようです。
そこで「一般社団法人 日本仏教協会」が、持ち歩きができるカード型の「僧侶資格証明証」の発行を2019年11月20日から開始したそうです。
僧侶派遣(お坊さん派遣)サービスで派遣されるお坊さんはどんな人?


さて、前置きが長くなりましたが冒頭の「派遣されるお坊さんって、ちゃんとしたお坊さんなの?」について回答したいと思います。
「ちゃんとしたお坊さん」=「僧侶資格を持った正式なお坊さん」か
まず、「ちゃんとしたお坊さん」というのが「僧侶資格を持った正式なお坊さん」という意味であれば、僧侶派遣サービスで派遣されるお坊さんは「ちゃんとしたお坊さんである」と言って間違いないでしょう。
会社も信用第一ですから、誰彼構わず登録させるわけにはいきません。
そのため、どこの派遣会社も僧侶資格証明書の提出を義務付けていると思います。



私の勤めていた会社も登録希望のお坊さんには提出を義務付けていました。
「ちゃんとしたお坊さん」=「お寺で働いているお坊さん」か
次に、「ちゃんとしたお坊さん」というのが「お寺で働いているお坊さん」という意味であれば、僧侶派遣サービスで派遣されるお坊さんは「ちゃんとしたお坊さんではない」可能性があります。
その理由は、派遣会社によって登録基準が以下の2パターンあるからです。
- 僧侶資格を有していて、寺院に所属しているもの
- 僧侶資格を有しているもの
私の勤めていた会社では「僧侶資格を有していて、寺院に所属しているもの」を登録基準にしていましたが、他社ではどうだったのかを直接確認をしたわけではありません。
しかし、お客様に聞いた話では「別の会社に頼んだ時は資格だけ持っててお寺で働いていないフリーランスのようなお坊さんが来た」という話を聞きました。
そのため、利用する僧侶派遣サービスによっては、お寺で働いていないフリーランスのようなお坊さんが派遣される可能性があります。
派遣されるお坊さんの人柄は
派遣されるお坊さんの人柄は、一言で言うと「良い人」がほとんどです。
というのも、人柄に問題があれば当然派遣会社にクレームが入ります。
そうなるとそのお坊さんには今後仕事の依頼をしなくなります。
そういったふるいにかけられて残っているお坊さんが派遣されるため、人柄が良い人がほとんどです。
各派遣会社とも、既に何年も「僧侶派遣サービス」を提供していますので、ふるいはほとんどかけ終わっていると思って問題ないでしょう。
フリーランスのようなお坊さんが派遣されないようにするには


「僧侶の資格は持っていてもお寺に勤めていないフリーランスのようなお坊さんは嫌だ」という方は、派遣会社に「お寺に所属しているお坊さんでお願いします」と伝えてみてください。
「え?それだけ?」と思われるかもしれませんが、この一言を言うのと言わないとでは、フリーランスのお坊さんが派遣される可能性が大きく変わります。
派遣会社によっては「そういう指定はできません」と言われるかもしれませんがお気になさらず。そういう場合は他の派遣会社に問い合わせしてみましょう。
中には「お寺勤めのお坊さんだけを派遣します」ということを他社との差別化にしている僧侶派遣サービスもあります。
まとめ
まとめると、「僧侶派遣サービスで派遣されるお坊さんはどんな人?」に一言で回答するなら、「僧侶の資格を持った正式なお坊さん」となります。
お寺で働いているお坊さんかどうかは派遣会社によりますが、お坊さんの人柄は「良い人」がほとんどです。
お寺で働いているお坊さんが良いという方は、「僧侶派遣サービス」の申込時に「お寺に所属しているお坊さんでお願いします」と伝えてみてください。











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